別居中は、一人で居る時は常に寂しい気がしていました。あまり思い出したくないのが本音です。
中でも別居中に一番辛かった事は、夏のお祭りの時でした。
土曜日にお祭りがあって、夕方から妻と娘と合流しました。
出店があったり、お神輿があったりでお祭り気分を満喫していたところ、娘が「今日泊まって行くよね?」と言って来ました。その場に妻は居ませんでした。
本来は日曜ではないので、泊まる日ではないのですが、お祭りの日だから泊まっても大丈夫かな?と勝手に判断して「泊まって行くよ」と答えました。
その後もお祭りを楽しみ、コンビニに寄って自宅で食べようと、ちょっとした夕飯を買って、自宅に戻りました。お祭り中は、妻と二人きりになると会話はありませんでしたが・・・
自宅に戻ると娘が一緒にお風呂に入ろうと言って来ました。妻はコンビニで買った弁当やらを袋から出しています。しかし旦那が買ったパスタは袋から出しません。
ああ、帰ると思ってるなと感じて、娘が居ないところで妻に「今日泊まってもいい?」と聞きました。
お祭りの余韻もあるし、OKしてくれるものだと思っていましたが、「だから・・急に言われても・・今日は泊まる日じゃないでしょ?」と言われました。旅行から帰って来た時と同じ感じで。。
妻も朝からお祭りの手伝いや暑い中動いて、かなり疲れていたんだと思います。旦那が泊まると気を使うし、休まらないと思ったのでしょう。
しかし旦那はとっさにカチンと来て、「はいはいはい、じゃあ帰りますよ!」と荷物とコンビニで買ったパスタを持って帰ろうとしました。
するとちょうど娘が2階から降りて来たので、「ごめん、やっぱり仕事があるから帰るね」と言うと、娘は目に涙をいっぱいためながら、いじけてしまいました。。。
「早くお風呂入って、ご飯食べな?」と言ってもその場から動こうとしません。
もうその姿を見てるのが辛くて、「じゃあパパとお風呂に入ろう。お風呂入ってから帰るから」と風呂くらいなら許してくれるだろうと、とっさに口から言葉が出ました。
そして何とか娘も機嫌を直してくれて、一緒に風呂に入って、マンションに帰りました。
この時の出来事が別居中で一番辛かったです。
自分が悪いのですが、娘との約束を守れず泣かせてしまった、泊めてくれるだろうと思っていた所で、また妻に断られた。
ダブルで胸にグサッと突き刺さった感じです。それまで出さなかった怒りの感情も妻に見せてしまいました。
家族と一緒に居られないこと、家族と一緒にご飯が食べられないこと、妻に断られること、他に細かい事を上げればきりがないですが、別居中は寂しくて辛い事が大半でした。
あと、娘から「またパパとママが家に居て、みんなで家に居るのがいいな」と言われた時も辛かったです・・・もう二度とあの思いはしたくありません。