お互いがお互いに嫌悪感を・・・

お互いに嫌悪感が 別居に至る経緯

あなたは一家の大黒柱ではない。

聞いたその日からその言葉が頭から離れません。

そんなに旦那の事を頼りないと思って、妻が何から何まで頑張っていたと思うと、情けなくて申し訳ない感情が止まりません。

と、同時に酒を飲んで暴れるわけでもなく、暴力を振るう事もなく(キレる行為は暴力と同等かも知れませんが・・)、家にお金を入れない事もなく、同年代の平均年収以上は仕事を頑張ってお金を稼いでいる自負はありました。

夫として父親として頼りないのかもしれませんが、そこまで言われなくちゃならないのか?と悔しい思いが出て来たのも事実です。

日々の日常の中で、妻が目を合わせて来ないんだからこちらも目を合わさない、挨拶もしないからこちらも挨拶しない、何を話してもくだらないと思われている、何しろ妻に対して全く自信が持てないので、何も出来なくなりました。妻を避けるようになったのです。

これじゃいかんと、子供を交えて話しかけたり、朝おはようと言ってみたりするのですが、怖くて妻を見れません。何を言っても否定されそうで、実際よく否定されました。

段々露骨に距離を置くようになり、週末は趣味に没頭するようになりました。このままじゃダメだと思いながら。

別居直前の時期は、お互いに避けるようになり、お互いに相手のちょっとした事が気に入らない雰囲気がバンバン出ていました。

そんな状況が辛くて夜も眠れない時期が続きました。

そんな別居直前の時期に、当時のありのままの気持ちをスマホのメモに残していました。妻宛に。妻に見せるつもりもないのですが、誰に話せるわけでもなく、辛くて夜中にベッドの中で書いていました。(夫婦の寝室はもう何年も別です)

「○○へ 長年至らない夫、又は男ですいませんでした。ここ最近は本当に辛い。こんな状況がただただ残念で寂しい。それも全ては自分の不甲斐なさ、気遣いの無さに尽きるのだろう。自分が欲してるだけ、自分勝手だったと思う。重要なこと、面倒な事は全て任せきりだった。本当に謝りたい。申し訳ない。ごめんなさい。出来ることならまたやり直したい。許されるなら夫婦でいたい。最近は夢に○○がよく出て来る。愛してる。○○の人生を半分奪ってしまって申し訳ない。これからおれに何が出来るだろうか。子供達の世話、家事をいつも本当にありがとうと言いたい。」

何が言いたいのか、メソメソしてて気持ち悪いです・・・でも当事はこんな心境でした。おそらく妻も毎日辛い心境だったでしょう。

妻は料理も上手で、掃除洗濯、家事は完璧です。子供の世話も良くやってくれて、出来た嫁だと思います。ただ、物事はハッキリ言うし、やさしさを態度で表すのが苦手です。そんな妻に長年頼りっきりで、負担を長年掛け続けた結果、愛想をつかされたんだと思います。